WordPressでは、初期状態であれば、出力されるHTML内に、以下のようなコードが出力されているはずです(場所としてはheadタグ内にあります)。
<meta name="generator" content="WordPress 6.8.1" />
Code language: HTML, XML (xml)
昨今のテーマやセキュリティプラグインでは上記コードが出てこないように設定することも可能ですが、たとえ設定ができない場合でも、 functions.php
に1行追記するだけで出てこないようにすることができます。
functions.php に追記するコード
remove_action('wp_head', 'wp_generator');
Code language: PHP (php)
コードの意味
remove_action()
:WordPressであらかじめ設定されているアクションフック(add_action
で追加された処理)を削除(無効化)するための関数です。wp_head
:出力されるHTMLのhead要素内を司っているフックです。wp_generator
:ここをremove_action()
で無効化することにより、<meta name="generator">
のHTMLを出力されないようにします。
補足
上記HTMLはそのままでも動作そのものに支障は無いのですが、使用しているWordPressのバージョンを世に晒していることとなります。そして、万が一古いWordPressであることが、これにより明らかになってしまうと、セキュリティリスクになってしまいかねません(常日頃更新していれば問題ないのですが、そうもいかないのがWordPressの難しいところだと思います)。
したがって、できれば運用の最初期のうちに対応しておきたい問題でございます。
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