WordPressでは近年、ブロックテーマへの移行が進んでいます。
ブロックテーマとは、ヘッダー、フッター、記事一覧、固定ページ、投稿ページなど、サイト全体をブロックで編集できるテーマのことです。WordPress公式ドキュメントでも、ブロックテーマはナビゲーション、ヘッダー、本文、フッターを含むサイト全体をブロックで扱えるテーマとして説明されています。
一方で、昔から使われてきたクラシックテーマも、今なお多くのサイトで使われています。そのため、利用者の中には、以下のように感じる方もいるかもしれません。
「これからはブロックテーマの時代なのに、クラシックテーマを使い続けても大丈夫なのだろうか」
「クラシックテーマはもう古いのではないか」
しかし、クラシックテーマには今でもはっきりとした魅力があります。特に、安定したサイト運営、細かなカスタマイズ、既存サイトの維持、受託制作、ブログ運営などでは、クラシックテーマの強みが活きる場面は少なくありません。
この記事では、ブロックテーマへの流れを踏まえつつ、あえてクラシックテーマの魅力を丁寧に整理していきます。
- 1. クラシックテーマとは何か
- 1.1. クラシックテーマは「古いテーマ」ではなく「安定した作り方」
- 2. クラシックテーマの魅力10点
- 2.1. 魅力1:サイトの骨組みをしっかり管理できる
- 2.2. 魅力2:編集者に「本文作成」に集中してもらいやすい
- 2.3. 魅力3:PHPによる細かな制御がしやすい
- 2.4. 魅力4:既存サイトを無理に作り直さなくてよい
- 2.5. 魅力5:情報量が多く、学びやすい
- 2.6. 魅力6:子テーマでのカスタマイズが分かりやすい
- 2.7. 魅力7:CSSの管理が比較的見通しやすい
- 2.8. 魅力8:プラグインとの相性を読みやすい
- 2.9. 魅力9:企業サイトや受託制作に向いている
- 2.10. 魅力10:ブログ運営にもまだ十分使いやすい
- 3. クラシックテーマが向いているサイト
- 3.1. クラシックテーマは「守りに強い」テーマ形式
- 3.2. 無理にブロックテーマへ移行しなくてもよい
- 4. ブロックテーマが向いているサイト
- 4.1. クラシックテーマにも弱点はある
- 5. まとめ:クラシックテーマには今でも選ぶ理由がある
- 6. 参考リンク
- 6.1. クラシックテーマの例
- 6.2. ブロックテーマの例
クラシックテーマとは何か
クラシックテーマとは、従来からWordPressで使われてきたテーマ形式です。「ブロックテーマ」が新形式のテーマなので、それと対比する形で、便宜上後から命名されたものとなります。
WordPress公式のテーマ開発資料では、クラシックテーマは主にPHP、JavaScript、CSSを使って作られ、WordPressのPHP関数、フック、フィルターを活用するテーマと説明されています。少し分かりやすく言うと、クラシックテーマは「テーマファイル側でサイトの骨組みをしっかり管理する方式」です。
例えば、クラシックテーマでは次のようなファイルがよく使われます。
- header.php
- footer.php
- single.php
- page.php
- archive.php
- functions.php
- style.css
header.php はサイト上部、footer.php はサイト下部、single.php は投稿ページ、page.php は固定ページ、archive.php は一覧ページを担当することが多いです。つまり、クラシックテーマでは「どのページで、どのテンプレートを使い、どのように表示するか」をテーマファイルで管理しやすいのです。
クラシックテーマは「古いテーマ」ではなく「安定した作り方」
クラシックテーマという名前だけを見ると、古いもののように感じるかもしれません。
確かに、WordPressの今後の方向性としては、ブロックテーマ、サイトエディター、theme.jsonなどが重視されています。サイトエディターを使うには、基本的にブロックテーマが必要です。ただし、それはクラシックテーマがすぐに不要になるという意味ではありません。
クラシックテーマは、WordPressが長年積み上げてきた仕組みの上に成り立っています。情報量も多く、実績もあり、既存のプラグインやカスタマイズ手法とも相性を取りやすい形式です。
言い換えるなら、クラシックテーマは「古いから仕方なく使うもの」ではなく、「安定性や制御性を重視すると今でも選びやすいもの」です。
クラシックテーマの魅力10点
魅力1:サイトの骨組みをしっかり管理できる
クラシックテーマの大きな魅力は、サイト全体の骨組みをテーマ側で管理しやすいことです。
ブロックテーマでは、管理画面からヘッダーやフッター、テンプレートまで編集できます。これは非常に便利です。ノーコードでサイト全体を変更できるため、制作の自由度は高くなります。
しかし、自由度が高いことは、常にメリットとは限りません。次のようなケースは、容易に想定できるでしょう。
- ヘッダーのレイアウトを誤って変更してしまう
- フッターのリンクを消してしまう
- 投稿ページのテンプレートを崩してしまう
- 余白や文字サイズを触りすぎて、全体の統一感がなくなる
- 担当者ごとにページデザインがばらばらになる
このような問題は、自由に編集できる範囲が広いほど起こりやすくなります。
クラシックテーマでは、サイトの基本構造はテーマファイル側で管理されます。そのため、記事を書く人やページを編集する人が、サイト全体の重要な部分をうっかり崩してしまうリスクを抑えやすくなります。特に企業サイトや受託制作では、この安心感は大きなメリットです。
魅力2:編集者に「本文作成」に集中してもらいやすい
WordPressサイトでは、すべての人がデザインやレイアウトに詳しいわけではありません。
企業サイトであれば、実際に記事を更新するのは広報担当者、店舗スタッフ、事務担当者、外部ライターなどの場合もあります。個人ブログでも、サイト全体のデザインより「記事を書くこと」に集中したい方は多いはずです。
クラシックテーマは、編集できる範囲をある程度限定しやすいため、本文作成に集中しやすいという利点があります。
例えば、次のような役割分担がしやすくなります。
- サイト全体のデザインは制作者が管理する
- ヘッダーやフッターはテーマ側で固定する
- 記事本文や画像の差し替えは運営者が行う
- 複雑なレイアウト変更は必要なときだけ制作者に依頼する
このように、クラシックテーマは「誰でも何でも編集できる」よりも、「必要なところを安全に編集できる」運用に向いています。これは、長く安定してサイトを運営するうえでとても大切な考え方です。
魅力3:PHPによる細かな制御がしやすい
クラシックテーマは、PHPによる細かな制御が得意です。
PHPとは、WordPress本体やテーマ、プラグインの多くで使われているプログラミング言語です。WordPressでは、投稿を取得したり、カテゴリーを判定したり、条件に応じて表示内容を変えたりする場面でよく使われます。
クラシックテーマでは、PHPテンプレートを使って次のような処理を比較的分かりやすく実装できます。
- 投稿ページだけ関連記事を表示する
- 特定カテゴリーの記事だけ広告位置を変える
- カスタム投稿タイプごとにデザインを変える
- 固定ページごとに専用テンプレートを用意する
- ログインユーザーだけに特定の情報を表示する
- パンくずリストを細かく出し分ける
- 構造化データをページ種別ごとに調整する
- 投稿一覧の表示条件を細かく変更する
もちろん、ブロックテーマでもカスタマイズはできます。ただ、ブロックテーマの場合は、ブロックテンプレート、テンプレートパーツ、theme.json、ブロックの設定、PHPのフィルターなど、複数の仕組みを組み合わせることがあります。
そのため、細かい条件分岐が多いサイトでは、クラシックテーマの方が見通しよく作れる場合があります。
魅力4:既存サイトを無理に作り直さなくてよい
すでにクラシックテーマで安定して動いているサイトを、無理にブロックテーマへ移行する必要はありません。
特に、次のようなサイトでは移行コストが大きくなりがちです。
- 子テーマに多くのカスタマイズを書いている
- functions.phpで独自機能を追加している
- テンプレートファイルを細かく調整している
- カスタム投稿タイプを使っている
- 会員制サイトやECサイトとして運用している
- SEO設定や構造化データを細かく調整している
- 広告、CTA、関連記事などの配置を作り込んでいる
このようなサイトをブロックテーマへ移行すると、見た目の再現だけでなく、機能や表示条件の再確認も必要になります。例えば、以下のような問題が起こる可能性があります。
- 余白が変わる
- 文字サイズが変わる
- ヘッダーやフッターの表示が変わる
- 記事一覧のデザインが崩れる
- 広告やCTAの位置が変わる
- CSSの効き方が変わる
- 構造化データやパンくずの出力を見直す必要がある
もちろん、ブロックテーマへの移行によって得られるメリットもあります。ただし、移行には時間と確認作業が必要です。
既存サイトの場合は、「新しいから移行する」のではなく、「移行することで本当に運営が楽になるのか」を考えることが大切です。クラシックテーマで安定しているなら、まずはそのまま活かす判断も十分に合理的です。
魅力5:情報量が多く、学びやすい
クラシックテーマは、長年WordPressで使われてきた形式です。そのため、インターネット上にはクラシックテーマに関する情報が非常に多くあります。
例えば、次のようなキーワードで検索すると、多くの解説記事や実装例が見つかります。
- functions.php カスタマイズ
- single.php 編集
- archive.php カスタマイズ
- WordPress 子テーマ 作り方
- カスタム投稿タイプ テンプレート
- WordPress パンくず 自作
- 投稿一覧 カスタマイズ
- WordPress 条件分岐
ブロックテーマは今後の中心になっていく可能性が高い一方で、まだ仕様や実装方法が変化している部分もあります。情報を探しても、古い情報、新しい情報、実験的な情報が混ざっていて、初心者には判断が難しいこともあります。
その点、クラシックテーマは情報が成熟しています。初心者がWordPressの仕組みを学ぶうえでも、クラシックテーマは今なお良い教材になります。
魅力6:子テーマでのカスタマイズが分かりやすい
クラシックテーマでは、子テーマによるカスタマイズが一般的です。
子テーマとは、親テーマの機能やデザインを引き継ぎながら、一部だけ自分用に変更するためのテーマです。子テーマを導入することで、次のようなカスタマイズができます。
- CSSだけ追加する
- functions.phpに処理を追加する
- single.phpだけ上書きする
- archive.phpだけ変更する
- 特定のテンプレートだけ独自化する
親テーマを直接編集してしまうと、テーマのアップデート時に変更内容が消えてしまうことがあります。子テーマを使えば、親テーマの更新を受けつつ、自分のカスタマイズを残しやすくなります。
もちろん、ブロックテーマにも子テーマの考え方はあります。ただ、ブロックテーマでは theme.json やHTMLテンプレート、テンプレートパーツなども関係するため、クラシックテーマの子テーマより少し考えることが増える場合があります。
「まずはWordPressのカスタマイズを学びたい」という方にとっては、クラシックテーマの子テーマ運用は理解しやすい入口になります。
魅力7:CSSの管理が比較的見通しやすい
クラシックテーマは、CSSの管理が比較的分かりやすい場合があります。
CSSとは、文字の大きさ、色、余白、背景、レイアウトなど、サイトの見た目を整えるための言語です。クラシックテーマでは、style.cssや子テーマのCSS、追加CSSなどで見た目を調整することが多く、どこに何を書いたかを把握しやすい構成にしやすいです。
一方、ブロックテーマでは、次のような複数のスタイルが関係します。
- theme.jsonの設定
- グローバルスタイル
- ブロックごとのスタイル
- コアブロックのCSS
- テーマ側のCSS
- 追加CSS
- ブロックに直接指定された余白や色
これらが重なると、「どこで指定したCSSが効いているのか」が分かりにくくなることがあります。特に、余白、フォントサイズ、横幅、カラム、ボタンデザインなどは、ブロックテーマでは複数の設定が絡みやすい部分です。
クラシックテーマであれば、テーマ側でCSSのルールを整理しやすく、デザインの一貫性を保ちやすいことがあります。
魅力8:プラグインとの相性を読みやすい
WordPressでは、テーマとプラグインの組み合わせが重要です。
クラシックテーマは長年使われてきたため、多くのプラグインがクラシックテーマ環境で使われてきました。そのため、表示位置やカスタマイズ方法に関する情報も多くあります。
例えば、次のようなプラグインや機能では、クラシックテーマ前提の情報が多いです。
- SEOプラグイン
- 目次プラグイン
- 関連記事プラグイン
- 人気記事プラグイン
- 広告管理プラグイン
- 会員制プラグイン
- ECプラグイン
- カスタムフィールド系プラグイン
- パンくずリスト系プラグイン
もちろん、ブロックテーマでも多くのプラグインは利用できます。ただし、ブロックテーマではテンプレート構造やCSSの当たり方が変わるため、プラグインの出力位置や見た目を調整する必要が出ることがあります。
特に、本文前後に自動で表示するタイプのプラグイン、テンプレートに出力を差し込むタイプのプラグイン、独自CSSを持つプラグインでは、クラシックテーマの方が扱いやすいことがあります。
魅力9:企業サイトや受託制作に向いている
クラシックテーマは、企業サイトや受託制作でもまだ強みがあります。
企業サイトでは、必ずしもすべてを自由に編集できる必要はありません。むしろ、ブランドイメージや情報設計を守るために、編集範囲をある程度制限した方がよい場合もあります。
たとえば、次のような運用ではクラシックテーマが向いています。
- お知らせだけ更新できればよい
- 固定ページの本文だけ編集できればよい
- ヘッダーやフッターは制作者が管理したい
- ページごとのデザイン差を少なくしたい
- 担当者が変わっても運用しやすくしたい
- デザイン崩れをできるだけ防ぎたい
受託制作では、「納品後にお客様が安全に更新できること」がとても重要です。その点、クラシックテーマは、制作者があらかじめ設計した枠組みの中で更新してもらいやすいという魅力があります。
魅力10:ブログ運営にもまだ十分使いやすい
個人ブログやメディア運営でも、クラシックテーマは今でも十分に使いやすいです。
ブログで大切なのは、必ずしもサイト全体を自由に編集できることではありません。むしろ、次のような点の方が重要です。
- 記事が読みやすい
- スマホで見やすい
- 表示速度が安定している
- 見出しや本文のデザインが整っている
- 関連記事や内部リンクを設置しやすい
- 広告やCTAを適切に配置できる
- SEOの基本設定がしやすい
- 記事作成に集中できる
クラシックテーマは、記事本文中心のブログ運営と相性が良いです。一度デザインを整えてしまえば、あとは記事作成に集中しやすくなります。毎回サイト全体のテンプレートや余白を触る必要がないため、運営の迷いも減らせます。
特に、WordPress初心者の方にとっては、「自由に何でもできる」よりも「迷わず記事を書ける」ことの方が大切な場合があります。
クラシックテーマが向いているサイト
ここまでの魅力を総括すると、クラシックテーマが向いているのは、次のようなサイトとなります。
| サイト・目的 | クラシックテーマが向いている理由 |
|---|---|
| 既存サイト | 無理な移行を避け、安定運用しやすい |
| 企業サイト | デザイン崩れを防ぎやすい |
| 受託制作サイト | 制作者と運営者の役割分担がしやすい |
| ブログ・メディア | 記事作成に集中しやすい |
| カスタマイズが多いサイト | PHPで細かく制御しやすい |
| プラグイン連携が多いサイト | 既存ノウハウを活かしやすい |
| 子テーマで管理したいサイト | カスタマイズの考え方が分かりやすい |
クラシックテーマは「守りに強い」テーマ形式
クラシックテーマの魅力を一言で表すなら、「守りに強いテーマ形式」だと思います。
ここでいう「守り」とは、古いものを守るという意味ではなく、以下のような意味合いとなっています。
- デザインを守る
- サイト構造を守る
- 運用ルールを守る
- 既存資産を守る
- 表示の安定性を守る
- 編集ミスからサイトを守る
ブロックテーマは、自由度の高さが魅力です。一方、クラシックテーマは、安定性と制御性が魅力です。この違いを理解すると、テーマ選びで迷いにくくなります。
無理にブロックテーマへ移行しなくてもよい
WordPressの進化を考えると、ブロックテーマについて学ぶ価値は十分にあります。ただし、現在クラシックテーマで安定して運用できているなら、急いで移行する必要はありません。
特に、次のような場合は、クラシックテーマ継続でも問題ないでしょう。
- 現在のデザインに大きな不満がない
- 表示速度やSEO面で大きな問題がない
- 記事作成や更新作業に支障がない
- カスタマイズ内容が多い
- 移行作業に十分な時間を取れない
- サイト全体を作り直す明確な理由がない
大切なのは、「新しいから移行する」ことではありません。サイト運営が楽になるか、読者にとって見やすくなるか、管理しやすくなるかを基準に考えるべきです。
ブロックテーマが向いているサイト
最後に簡単ながら、ブロックテーマが向いているサイトについてもまとめてみます。主として、以下のようなサイトが該当するかと思います。
| サイト・目的 | ブロックテーマが向いている理由 |
|---|---|
| 新規サイト | 最初からブロック前提で設計しやすい |
| ノーコード制作 | 管理画面から広く編集できる |
| ランディングページ | パターンやブロックで柔軟に作りやすい |
| デザイン変更が多いサイト | サイトエディターを活用しやすい |
| ブロック運用に慣れたいサイト | 今後のWordPressの流れに乗りやすい |
クラシックテーマにも弱点はある
ここまではクラシックテーマの魅力を紹介してきましたが、弱点もあります。
クラシックテーマの主な弱点は、次のとおりです。
- サイト全体を管理画面から自由に編集しにくい
- ヘッダーやフッターの変更にテーマ知識が必要になりやすい
- ブロックテーマ向けの新機能を活かしにくい場合がある
- デザイン変更をノーコードで完結しにくい
- theme.jsonやグローバルスタイルとの連携が限定的な場合がある
そのため、次のような方にはブロックテーマの方が向いているかもしれません。
- ヘッダーやフッターも自分で編集したい
- サイト全体をブロックで作りたい
- ノーコードでデザイン変更したい
- パターンやサイトエディターを積極的に使いたい
- 新しいWordPressの仕組みに早めに慣れたい
クラシックテーマとブロックテーマは、どちらか一方が絶対に正しいというものではありません。大切なのは、サイトの目的や運用体制に合わせて選ぶことです。
まとめ:クラシックテーマには今でも選ぶ理由がある
ブロックテーマへの流れが進む中でも、クラシックテーマには今なお多くの魅力があります。
主な魅力は次のとおりです。
- サイトの骨組みを管理しやすい
- デザイン崩れを防ぎやすい
- PHPで細かく制御しやすい
- 既存サイトを安定運用しやすい
- 情報量が多く学びやすい
- 子テーマでのカスタマイズが分かりやすい
- CSSの管理が比較的見通しやすい
- プラグインとの相性を読みやすい
- 企業サイトや受託制作に向いている
- ブログ運営でも記事作成に集中しやすい
クラシックテーマは、決して「時代遅れのテーマ」ではありません。むしろ、安定性、制御性、運用のしやすさを重視するなら、今でも十分に選ぶ価値があります。
ブロックテーマは「自由に作る力」が強いテーマ形式です。一方、クラシックテーマは「安定して運用する力」が強いテーマ形式です。どちらが優れているかではなく、どちらが自分のサイトに合っているかを考えることが大切です。
もし現在クラシックテーマで問題なく運用できているなら、焦って移行する必要はありません。
まずは今のテーマの強みを活かしながら、必要に応じて少しずつブロックテーマや新しいWordPressの仕組みを学んでいくのが、現実的で無理のない進め方です。
参考リンク
クラシックテーマの例
- Cocoon(わいひら氏によるテーマ。無料でご利用いただけます)
- Lightning(株式会社ベクトルによるテーマ。無料でご利用いただけます)
- SWELL(了氏によるテーマ。有償です)
- Arkhe(上記と同じく了氏によるテーマ。こちらは無料でご利用いただけます)
- Nishiki Pro( 株式会社AnimaGate が手がけたもの。有償テーマです)
- Snow Monkey(株式会社モンキーレンチが開発。お試しでダウンロードできますが、基本的には有償です)
ブロックテーマの例
- Twenty Twenty-Five(WordPress公式テーマ。無料でご利用いただけます)
- X-T9(テーマ Lightning と同じ株式会社ベクトルによるテーマ。無料でご利用いただけます)
- Hakoniwa(テーマ Nishiki Pro と同じく 株式会社AnimaGate が手がけたもの。無料でご利用いただけます)
- unitone(テーマ Snow Monkey と同じく株式会社モンキーレンチが開発。無料版は一部機能に制限あり)



