ブログやWebサイトを運営していると、SEOに関する情報の中で「E-E-A-T」という言葉を見かけることがあります。
しかし、アルファベットが並んでいるため、「E-E-A-Tとは何のことなのか」「検索順位にどのような影響があるのか」「個人ブログでも対策できるのか」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
「E-E-A-T」を簡単に表すと、次のようになります。
その記事やWebサイトを、読者が安心して信用できるかどうかを考えるための視点
E-E-A-Tは、単に専門用語をたくさん使ったり、プロフィールに肩書きを並べたりすればよいというものではありません。実際の経験をもとに、正確で役に立つ情報を、読者に分かりやすく届けることが大切です。
この記事では、E-E-A-Tの意味や重要性、個人ブログで取り組める方法について、初心者向けにやさしく解説します。
- 1. 公式情報
- 2. E-E-A-Tとは?
- 3. E-E-A-Tは検索順位を決める点数ではない
- 4. E-E-A-Tの4つの要素
- 4.1. 1.Experience(経験)
- 4.1.1. 経験が伝わりにくい文章
- 4.1.2. 経験が伝わりやすい文章
- 4.2. 経験として活用できるもの
- 5. 2.Expertise(専門性)
- 5.1. 専門性は資格だけで決まらない
- 6. 3.Authoritativeness(権威性)
- 6.1. 有名人でなければならないわけではない
- 7. 4.Trustworthiness(信頼性)
- 7.1. 信頼されやすい記事の特徴
- 8. E-E-A-TとYMYLの関係
- 8.1. YMYLの記事を書く際の注意点
- 9. E-E-A-Tを高めるために個人ブログでできること
- 9.1. 実際に試した内容を書く
- 9.2. 検証条件を明記する
- 9.3. 一次情報を確認する
- 9.4. 情報源と自分の意見を分ける
- 9.5. 著者情報を整える
- 9.6. 古い記事を見直す
- 9.7. メリットだけでなく注意点も書く
- 9.8. 読者の疑問にきちんと答える
- 10. AIで作成した記事とE-E-A-Tの関係
- 11. E-E-A-Tについてよくある誤解
- 11.1. 運営者情報を掲載すれば検索順位が上がる?
- 11.2. 資格がなければ記事を書いてはいけない?
- 11.3. 被リンクを増やせば権威性が上がる?
- 11.4. 記事を長くすれば専門性が高くなる?
- 12. E-E-A-Tを意識した記事の確認項目
- 12.1. 内容について
- 12.2. 情報源について
- 12.3. 著者とサイトについて
- 12.4. 読みやすさについて
- 13. WordPressブログで特に意識したいこと
- 14. まとめ
公式情報
- 品質評価ガイドラインの最新情報: E-A-T に Experience の E を追加 | Google Search Central Blog | Google for Developers
- Google 公式 SEO スターター ガイド | Google 検索セントラル | Documentation | Google for Developers
E-E-A-Tとは?
E-E-A-Tとは、Googleの「検索品質評価ガイドライン」に登場する、Webページの品質を考えるための概念です。
次の4つの英単語の頭文字から作られています。
| 項目 | 日本語での意味 | 簡単に表すと |
|---|---|---|
| Experience | 経験 | 実際に体験しているか |
| Expertise | 専門性 | 必要な知識を持っているか |
| Authoritativeness | 権威性 | その分野で認められているか |
| Trustworthiness | 信頼性 | 安心して信用できるか |
日本語では、「経験・知識・評価・信用」の並びで覚えておくと分かりやすいでしょう。
Googleは、検索する人にとって役に立ち、信頼できる情報を優先することを目指しています。そのため、記事を作る側も「検索エンジンだけを意識した内容」ではなく、「実際に読む人の役に立つ内容」を作ることが重要です。
E-E-A-Tは検索順位を決める点数ではない
ここで注意したいのは、E-E-A-Tが検索順位を直接決める一つの点数や、単独のランキング要因ではないという点です。
例えば、Googleが各サイトに対して、
経験は80点 / 専門性は70点 / 権威性は60点 / 信頼性は90点
という点数を付け、その合計だけで順位を決めているわけではありません。
Googleの検索順位は、さまざまな仕組みやシグナルを組み合わせて決められています。E-E-A-Tは、Googleが「人が見て良質だと感じる情報とは何か」を整理した考え方に近いものです。
また、検索品質評価ガイドラインは、Googleの評価担当者が検索結果の品質を確認するために使う資料です。評価担当者が特定のサイトを見て、直接その検索順位を上げたり下げたりするものではありません。
したがって、E-E-A-T対策を考えるときは、「Googleに点数を付けてもらうための作業」ではなく、「読者から信用される記事やサイトを作るための考え方」として捉えるのがよいでしょう。
E-E-A-Tの4つの要素
ここからは、E-E-A-Tを構成する4つの要素を、一つずつ見ていきます。
1.Experience(経験)
Experienceとは、記事を書いた人に、そのテーマに関する実際の経験があるかどうかという視点です。
簡単にいうと、「本当に使ったり、行ったり、試したりした人が書いているか」ということです。
経験が伝わりにくい文章
例えば、WordPressのプラグインについて、次のように書かれていたとします。
このプラグインは使いやすくておすすめです。
これだけでは、書いた人が本当に使ったのか、ほかの記事を参考にして書いただけなのか分かりません。
経験が伝わりやすい文章
一方で、次のように書かれていれば、実際に使ったことが伝わります。
実際にテストサイトへ導入したところ、初期設定は約10分で完了しました。ただし、キャッシュ系プラグインと併用した環境では、設定変更がすぐに反映されないことがありました。
この文章には、「どのような環境で使ったのか」「何を確認したのか」「どのような問題が起きたのか」が含まれています。
こうした内容は、実際に試した人だからこそ書ける情報です。
経験として活用できるもの
ブログでは、次のような内容が経験に当たります。
- 商品を購入して使った感想
- 飲食店を訪れた感想
- 観光地を歩いたときの情報
- WordPressテーマを導入した結果
- プラグインで発生した不具合
- 資格試験を受験した体験
- サービスを契約・解約した流れ
- 実際に比較・検証した結果
特別に珍しい経験である必要はありません。
読者が知りたいのは、公式サイトの説明だけでは分からない「実際にはどうだったのか」という情報です。
2.Expertise(専門性)
Expertiseとは、そのテーマについて必要な知識や技術を持っているかという視点です。
簡単にいうと、「その内容を正しく説明できるだけの知識があるか」ということです。
例えば、WordPressの記事であれば、単に設定手順を掲載するだけでなく、
- なぜその設定が必要なのか
- 変更すると何が起きるのか
- どのような注意点があるのか
- 元に戻すにはどうすればよいのか
まで説明できると、専門性が伝わりやすくなります。
専門性は資格だけで決まらない
「専門性」と聞くと、資格や肩書きが必要だと思うかもしれません。確かに、医療、法律、税金、投資などの分野では、資格や職業上の専門性が非常に重要です。一方で、すべてのテーマで資格が必要なわけではありません。
例えば、以下のような内容は記事の専門性につながります。
- WordPressを長年使っている
- 複数のテーマを比較している
- 多くの不具合を検証している
- 特定の地域を何度も訪れている
- 特定の商品を継続的に使っている
一方で、確認できていない内容を断定するのではなく、以下のように正直に説明することも、専門性と信頼性の一部です。
- 現時点では確認できていない
- この環境では再現しなかった
- 公式情報では明記されていない
- 別の原因も考えられる
大切なのは、自分が分かる範囲と分からない範囲を区別することです。
3.Authoritativeness(権威性)
Authoritativenessとは、その人やWebサイトが、その分野でどの程度認められているかという視点です。
簡単にいうと、「そのテーマについて、周囲から信頼される存在になっているか」ということです。
例えば、次のようなものが権威性につながる可能性があります。
- 他のWebサイトから記事を紹介される
- 記事が参考資料として引用される
- 業界内の専門家から評価される
- 書籍やメディアで紹介される
- 講演やセミナーを行う
- 特定の分野で継続的に情報を発信する
- SNSなどで有益な情報源として認識される
有名人でなければならないわけではない
権威性という言葉から、「有名人や大企業でなければ評価されない」と考える必要はありません。
個人ブログでも、特定のテーマについて丁寧な情報発信を続けていれば、「このテーマについて調べるなら、このサイトが参考になる」と思ってもらえるようになります。
例えば、WordPress全般では大手メディアに及ばなくても、
- 特定テーマの使い方
- 特定プラグインの不具合
- ブロックエディターの細かな仕様
- アップデート後の検証結果
など、狭い分野で詳しい情報を積み重ねることはできます。
広い分野で一番を目指すのではなく、特定のテーマについて信頼される情報源になることが、個人ブログにとって現実的な方法です。
4.Trustworthiness(信頼性)
Trustworthinessとは、その記事やWebサイトを安心して信用できるかという視点です。
E-E-A-Tの中でも、信頼性は特に中心的な要素とされています。
どれほど詳しい記事であっても、
- 情報が間違っている
- 出典が分からない
- 広告であることを隠している
- 運営者が不明である
- 読者をだますような表現がある
という状態では、安心して利用できません。
信頼されやすい記事の特徴
信頼されやすい記事には、次のような特徴があります。
- 情報源が明記されている
- 公式情報と筆者の意見が区別されている
- 確認した環境や日付が書かれている
- メリットだけでなく注意点も説明している
- 間違いがあれば訂正している
- 広告やアフィリエイトであることを明示している
- 誰が書いた記事か分かる
- 読者を不必要に不安にさせない
サイト全体では、次のようなページも信頼性を高めるために役立ちます。
- 運営者情報
- お問い合わせページ
- プライバシーポリシー
- 広告掲載方針
- 記事の編集方針
- 訂正・更新に関する方針
ただし、これらのページを設置しただけで検索順位が上がるわけではありません。重要なのは、実際の記事内容やサイト運営が、掲載した方針と一致していることです。
E-E-A-TとYMYLの関係
E-E-A-Tを理解するうえで、あわせて知っておきたいのが「YMYL」です。
YMYLは「Your Money or Your Life」の略で、人の健康、安全、生活、経済などに大きな影響を与える可能性があるテーマを表します。
例えば、次のような情報が該当します。
- 病気や治療に関する情報
- 薬や健康食品に関する情報
- 税金や法律に関する情報
- 投資や保険に関する情報
- 大きな買い物や契約に関する情報
- 災害や安全に関する情報
こうした分野では、誤った情報が読者に深刻な不利益を与える可能性があります。
そのため、誰が書いたのか、どのような根拠があるのか、内容が正確かどうかが特に重要です。
YMYLの記事を書く際の注意点
医療や法律などの専門分野について、資格を持たない人が一切書いてはいけないわけではありません。ただし、自分の体験談と一般的な助言を混同しないことが大切です。
例えば、「この方法で自分の症状が治ったので、誰でも同じ方法で治ります」と断定するのは適切ではありません。
一方で、「私の場合はこのような経過でした。ただし、症状や治療方法は人によって異なるため、医療機関に相談してください」と書けば、個人の経験であることが明確になります。
専門的な判断が必要な部分については、公的機関や専門家の情報を確認し、読者が適切な相談先を選べるようにすることが重要です。
E-E-A-Tを高めるために個人ブログでできること
E-E-A-Tは、大企業や専門家だけが意識するものではありません。
個人ブログでも、日々の記事作成やサイト運営を通して改善できます。
実際に試した内容を書く
商品やサービスを紹介する場合は、可能な範囲で実際に利用した内容を盛り込みます。
例えば、以下のような内容により記事の具体性が増します。
- いつから使っているか
- どの環境で試したか
- どのような設定を行ったか
- 何が便利だったか
- どこで困ったか
- どのような人には向かないか
検証条件を明記する
技術記事では、検証した環境によって結果が変わることがあります。
WordPressの記事なら、次のような情報が役立ちます。
- WordPressのバージョン
- 使用したテーマ
- 使用したプラグイン
- PHPのバージョン
- 使用したブラウザ
- 確認した日付
すべてを毎回記載する必要はありませんが、記事の内容に影響する条件はできるだけ明記しましょう。
一次情報を確認する
一次情報とは、公式サイト、公式ドキュメント、法律の条文、企業の発表など、情報の発信元に近い資料のことです。
例えば、WordPressの記事であれば、以下のページ・資料などは第一に確認すべきです。
- WordPress公式ドキュメント
- 開発者向け資料
- GitHub上のIssueやPull Request
- プラグインの公式ページ
- テーマ開発元の案内
もちろん、ほかのブログを参考にすること自体が悪いわけではありません。しかし、ほかの記事だけを見て内容をまとめると、古い情報や誤解まで引き継いでしまうことがあります。
公式情報と自分の検証結果を組み合わせることで、記事の正確性を高めやすくなります。
情報源と自分の意見を分ける
記事の中では、次の3つを区別すると分かりやすくなります。
- 公式に発表されている事実
- 自分で確認した結果
- そこから考えられる自分の見解
例えば、次のように書き分けます。
- 公式ドキュメントでは、○○と説明されています。
- 実際にテスト環境で確認したところ、△△という動作になりました。
- 以上から、□□の環境では影響を受ける可能性があると考えられます。
このように書けば、どこまでが確認済みの事実で、どこからが筆者の判断なのかが読者に伝わります。
著者情報を整える
記事を書いた人が分かるように、プロフィールを用意しておくことも大切です。
プロフィールには、記事のテーマに関係する範囲で、次のような情報を掲載できます。
- その分野の経験年数
- 運営しているサイト
- 使用している製品やサービス
- 保有資格
- 得意なテーマ
- 記事を書く際の方針
- SNSや外部活動へのリンク
無理に実績を大きく見せる必要はありません。
「WordPressを10年間使用しています」「複数のテーマを実際に検証しています」といった、事実に基づく情報の方が信頼につながります。
古い記事を見直す
公開した時点では正しかった記事でも、時間がたつと内容が古くなることがあります。
そのため、例えば次のような記事は、定期的な確認が必要です。
- WordPressの操作方法
- プラグインやテーマの設定
- サービスの料金
- 法律や制度
- SEOの仕様
- アプリやソフトウェアの使い方
GoogleのSEOスターターガイドでも、古くなった内容を必要に応じて更新したり、役に立たなくなったページを整理したりすることが案内されています。
ただし、日付だけを新しくするのではなく、本文の内容も確認することが重要です。
メリットだけでなく注意点も書く
商品やサービスを紹介するときに、良い点だけを並べると広告のように見えてしまうことがあります。そのため、実際に使って感じたことも書くと、読者が判断しやすくなります。
- 不便だった点
- 合わなかった点
- 利用前に確認すべき点
- 追加料金が必要な機能
- ほかの選択肢が向いている人
すべてを高く評価するよりも、良い点と悪い点の両方を説明する方が、記事への信頼につながります。
読者の疑問にきちんと答える
E-E-A-Tを意識するあまり、プロフィールや出典ばかりを増やしても、読者の疑問が解決しなければ役に立つ記事にはなりません。例えば、「プラグインの設定方法」を知りたい人に対して、開発会社の歴史を長々と説明しても、目的から外れてしまいます。
まずは、「読者は何を知りたいのか」「どこで困っているのか」「読んだ後に何ができるようになるのか」を考えることが大切です。
Googleも、検索エンジン向けではなく、人を第一に考えた役立つコンテンツを作ることを案内しています。
AIで作成した記事とE-E-A-Tの関係
近年は、生成AIを使ってブログ記事を作ることも珍しくなくなりました。
AIを使ったという理由だけで、記事が一律に低く評価されるわけではありません。Googleは、どのような方法で作られたかだけではなく、読者にとって役立つ、独自性のある高品質な内容かどうかを重視する姿勢を示しています。
ただし、AIが作成した文章を確認せず、そのまま大量に公開することには注意が必要です。
AIが生成した文章には、次のような問題が含まれることがあります。
- 存在しない機能を説明する
- 古い情報と新しい情報を混同する
- 情報源が不明な内容を断定する
- 実際には試していないことを体験したように書く
- 似た内容を繰り返して文章を長くする
AIを利用する場合は、記事の構成や文章の整理に活用しながらも、人による確認を入れるようにする方が良いでしょう。
- 公式情報を確認する
- 自分で動作を検証する
- 自分の経験を追加する
- 不正確な表現を修正する
- 読者に不要な部分を削る
AIは記事作成を助ける道具としては便利ですが、経験や責任の代わりになるものではありません。
E-E-A-Tについてよくある誤解
運営者情報を掲載すれば検索順位が上がる?
運営者情報は、読者が記事の作成者を確認するために役立ちます。しかし、プロフィールページを作っただけで、検索順位が自動的に上がるわけではありません。
プロフィールに書かれた経験や知識が、実際の記事内容に反映されていることが大切です。
資格がなければ記事を書いてはいけない?
テーマによって異なります。
医療、法律、税務などでは専門資格が重要ですが、旅行、料理、製品レビュー、WordPressなどでは、実際の経験に基づく情報にも価値があります。
ただし、資格が必要な判断を、資格のない人が断定的に行わないよう注意が必要です。
被リンクを増やせば権威性が上がる?
ほかのサイトから自然に紹介されることは、信頼や評価につながる可能性があります。しかし、自作自演でリンクを増やしたり、リンクを購入したりすることは、読者からの信頼を高める方法とはいえません。
まずは、ほかの人が参考資料として紹介したくなるような、具体的で正確な記事を作ることが先です。
記事を長くすれば専門性が高くなる?
文章の長さと専門性は同じではありません。必要な説明が十分に含まれていることは大切ですが、関係のない話題を増やしても専門性は高まりません。
短い記事でも、読者の疑問に正確に答えていれば価値があります。反対に、長文でも内容が薄かったり、同じ説明を繰り返していたりすれば、読みやすい記事とはいえません。
E-E-A-Tを意識した記事の確認項目
記事を公開する前や更新するときは、次の点を確認してみましょう。
内容について
- 読者の疑問にきちんと答えているか
- 実際の経験や検証結果が含まれているか
- 事実と自分の意見を区別しているか
- 誤解を招く断定表現がないか
- メリットだけでなく注意点も説明しているか
情報源について
- 公式情報を確認したか
- 必要な箇所に出典を示しているか
- 引用元の内容を正しく伝えているか
- 古い情報をそのまま使っていないか
著者とサイトについて
- 誰が書いた記事か分かるか
- 運営者情報が用意されているか
- 問い合わせ方法が分かるか
- 広告やアフィリエイトを適切に明示しているか
- 間違いを修正できる運営体制になっているか
読みやすさについて
- 初心者にも分かる言葉で説明しているか
- 専門用語に補足があるか
- 見出しだけでも内容を把握できるか
- 広告が本文を読む妨げになっていないか
- スマートフォンでも読みやすいか
WordPressブログで特に意識したいこと
WordPress関連の記事では、公式情報を分かりやすく整理するだけでも一定の価値があります。しかし、そこに自分の検証結果を加えることで、さらに独自性のある記事になります。
例えば、次のような構成が考えられます。
- どのような問題が起きたのか
- 使用していた環境
- 最初に試した方法
- 解決しなかった方法
- 原因として確認できたこと
- 実際に解決した手順
- 再発を防ぐための注意点
- 公式情報や関連資料
このような記事は、単なる設定手順ではなく、実際に困っている読者が問題を解決するための資料になります。
また、動作を確認できなかった場合でも、その結果に意味がないわけではありません。「この環境では不具合を再現できませんでした」「プラグインを停止しても症状は変わりませんでした」といった情報も、原因を切り分ける際には役立ちます。
成功した結果だけでなく、確認した過程を丁寧に記録することが、個人ブログの価値につながります。
まとめ
E-E-A-Tとは、Web上の情報がどの程度信頼できるかを考えるための、次の4つの視点です。
- Experience(経験):実際に使ったり試したりした経験があるか
- Expertise(専門性):その内容を正しく説明できる知識があるか
- Authoritativeness(権威性):その分野の情報源として周囲から認められているか
- Trustworthiness(信頼性):記事やサイトを安心して信用できるか
E-E-A-Tは、特定の設定を行えばすぐに検索順位が上がるようなテクニックではありません。運営者情報を設置する、公式サイトへのリンクを増やす、文章を長くするといった表面的な対応だけでは不十分です。
大切なのは、
- 実際に経験した内容を書く
- 正確な情報を確認する
- 分からないことを無理に断定しない
- 読者が判断できる材料を提供する
- 古くなった記事を見直す
- 誤りがあれば修正する
といった取り組みを続けることです。
SEOだけを目的に記事を作るのではなく、「この記事を読んだ人が、安心して次の行動に進めるか」という視点を持つことが、結果としてE-E-A-Tを意識したサイト運営につながります。
個人ブログには、大企業のサイトには書きにくい、細かな体験や具体的な検証結果を伝えられる強みがあります。
自分自身の経験を、正確な情報と組み合わせて丁寧に伝えることが、読者から長く信頼されるブログを作る第一歩となるでしょう。


